転職お役立ちガイド 【入社前アドバイス】

第3章 「今ここにある自分」


1.「今ここにある自分」

あなたは、自分のことが好きですか?世の中の誰よりも、自分が一番自分を好きだと、堂々と主張できますか? 未来のことでも、過去のことでもありません。今ここにある、今そのままのあなたが、好きですか?

人は皆、こうありたいという願望をもっています。それは自分の人生を楽しく、豊かにする為に、とても役立つことです。 大事なことです。しかし、中にはいつしか「こうありたい願望の自分像」と「現在の自分」のギャップが埋らないこと、 つまり思うような現実が手にできないことで、今の自分をだんだん受け入れなくなってしまう人がいます。 「願望とともにあるバーチャルな自分」こそが、本来あるべき自分の姿であり、今の自分は「本当の自分」ではない、こんな姿が「本当の自分」であるはずが ないし、周りにもそんな風に見られたくない、とんでもない!

もっと素敵な自分が必ず現れる、それこそが本当の自分なんだ・・・・

来年になれば、環境が変われば、試験に受かりさえすれば、結婚さえできればきっといつかは・・・・

向上を目指すことは大切です。目標も夢も大切です。でも、その願望が実現して初めて、あなたは「本当のあなた」になれるのではありません。今のあなたが、本当のあなたなのです。今のそのままのあなたを、あなた自身がきちんと受け入れて、受け止めて、だれよりも認めて上げるのです。いいんです。中途半端でも、臆病でも、見栄張りでも、かっこ悪くても、どれもこれも含めて、そんな自分をきちんと好きでいられるかどうかです。

それがあって初めて、現実からの逃げ場でない「ありたい自分」が実感できるはずです。綺麗事の自己反省や、自己否定などいりません。自分を好きでいる人には、人は不思議と一緒に時間を過ごして見たいと感じるのです。答えは簡単、心地よい時間が過ごせるからです。


2.「空から鉄骨」

誰にでも平等であること。それは「明日に保証がない」こと。来年なんて誰が保証できるの?来月は必ず来るの?明日だって・・・人間、いつ空から鉄骨が落ちてきて、人生仕舞いになるかわかりません。みんなわかっているのに、気付かない合戦してるのです。明日、上から鉄骨かもしれない今日、多くの人は「仕事」をしています。家族や、友人や、恋人や、自分の最も心地よいと思えることに時間を費やすのではなく、「仕事」をしているのです。最も長い時間を「仕事」に使っています。

だから、「仕事」や「会社」がとても大事な、大切な場所であって欲しいのです。あなたの撰んだ「仕事」と「会社という場所」と「共に時間を過ごす人々」がとっても大切でなかったら、仕方のないやり過ごす時間でしかなかったら、もしかして後1日しかない自分に、本当にもったいない。かっこつける必要なんてどこにもないんです。仕事も会社も好きで当然。 堂々と言えないのならば、言える時間を過せる場所を、それこそ1日を惜しんで捜しましょう。きっと見つかるはずです。


3.私を評価するもの

他人の評価が気にならない人など、そうめったにいるもんではありません。全く気にしない人がいたとしたら、それはほとんど世捨て人感覚か、至高の天才かどっちかです。まあ、だいたい前者ですが。集団に身を置いて生きれば、評価は必ずついて廻ります。ビジネスの世界においては、死活問題でさえあります。大切です。

でも、いつしか「誰かに評価してもらう自分」で一杯一杯になっていませそんか?自分の満足は全て「あの人に評価してもらったかどうか」になっていたりしませんか?「あの人の評価」が私の満足の全てになっていませんか?

まずは自分できちんと自分を評価してあげて下さい。自分がどう感じ、満足したのか、不充分なのか、次にはどうしたいのか、そんなことを考えつつ。私を評価するもの、真っ先に私であるべきです。いつもいつもきちんと向き合えば、自然と自己客観視できるようになるものです。

そんな繰り返しを行うことで、「不用意に揺らがない自分」が出来てきます。人のアドバイスも大事、評価をきちんと聞くのも大事、でもそれのみに自らを委ねすぎると、肝心なときに足元ぐらぐらの、「人にすがる自分」ができてしまいます。私を評価するのは、私です。


4.ガード

スポーツや、格闘技には、大変重要な技術です。ここが甘いと、簡単にやられます。何故ならどちらとも「闘い」だからです。ガードしなければ殴られます。きっと痛いでしょう。

会話にも徹底したガードを固める人がいます。簡単には隙は見せないぞと、やられないぞと、頑なに身構える人がいます。そんな人の会話は自然と「闘い」になってしまうんです。会話は勝ち負けでも、殴り合いでもありません。誰もあなたを殴ろうとなんてしません。あなたも誰も殴ってはいけません。会話の格闘者にならない為には、それは簡単。だれが相手であっても、にこにこ笑って3分間、先に黙って話を聞いて上げればいいんです。

それさえできるようになれば、「闘い」は起こらないはずでし、あなたのガードもすぐに不用であることに気付くでしょう。


第1章 「自分の居場所は自分の手で」
第2章 「期待に答える人であるために」
第3章 「今ここにある自分」
第4章 「シーンNo・・・」

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